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もびにご協力くださっている写真家の鈴木竜一朗さんが、個展を開催中です。会場は、私が普段アトリエとして一室を借りているTOCOの1Fです。

お昼は下校時の小学生がたくさんやってきます。
展示がなかった頃は彼らと話をする機会もなかなかありませんでした。

やっぱり「作品」てすごいな、と実感する今日この頃です。
人と人のかかわり方を、少し変えていくものです。

会期中は、ライブやショーも開催されます。もびに参加してくださっている人も、たくさん出演する予定ですよ。ぜひぜひお立ち寄りください。
私は、俳優の住吉梨紗さんが企画した「ふきよせラグジュアリー」の音楽担当です。
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以下竜一朗さんのブログより転載します。



『 PHOTOTAXIS 』10/06〜11/01



『 PHOTOTAXIS 』は、生物学の単語で「走光性」を意味します。

走光性とは、生物が光へと向かってゆく性質です。

富士山で写真を撮っている時に、

虫が太陽に向かって飛んでいるのを見て思いつきました。

昆虫が光を目指すように、

素直に、写真と、世界と関わっていきたいです。



展示に伴い、3つの素敵なイベントを企画しました◎

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* 10/18(sun)

演奏会『光に集う』

出演:表現(hyogen)、高城晶平、吉田悠樹、中尾美羽子、他

開演:17:00

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* 10/25(sun)

特別公演『ふきよせラグジュアリー』

第一部 13:00〜(feat.あだち麗三郎)

第二部 16:00〜

第三部 19:00〜

各回限定12名様まで(完全予約制)

定員になり次第締め切り。返信をもって予約完了となりますので、

お名前と枚数をご記入の上、メールにてお申し込み下さい。

申込先:team-rogai@live.com

料金:1200円(おいしいケーキ・コーヒーor紅茶付き)

企画・構成:住吉梨紗・team ROGAI

出演:北澤友美子・住吉梨紗

空間:mai-mo

音楽:西井夕紀子

音響:藤井進斗

グランドシェフ:ミモザの主

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* 10/31(sat)

演奏会『写真帖を聴くために 小さいことをミトメル』

出演:momo椿*

開演:17:00

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詳細
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9月26日(土)

たまごの会さん主催の、日常生活におけるマナーなどを学ぶ講座に演者として参加させていただきました。

ダンサーのあっきー、俳優からは梨紗と、今回初めて綾田さんにもご参加いただきました。
男性の俳優さんの参加は、もびにとって初めてのことです。

人との距離感やコミュニケーションを他の人にとっても適当なものに保つことは、障害を持った人たちにとって、難しく感じられる場合があります。

今回、「演じる」ことは、「学ぶ」、「身につける」ための手段でした。

多くの基準を知ることや、さまざまな角度からの肯定を目指しているもびにとって、一つの基準や一般的な正しさ、適切さを全員でシェアしようとすることは、新しい学びそのものでした。

他の人と常識を共有していくこともまた、お互いに思いやり、心地よく過ごす、豊かな生活を目指すことである、と言えるのです。

それは、自分が何かに、窮屈に当てはまっていくような感覚とは、分けて考えなくてはならないのでしょう。

一方で、その人が多数からずれを生み出してく瞬間は、とても興味深く感じられるのです。
そして、それが豊かな感覚であることも、肯定していきたいのです。

考えることがたくさんありました。
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今日はもびから出る音についてお話します。

今夏の急な坂もびに、初めて参加してくださったMC.sirafu さんが「もびの空気」をご紹介くださったので、この機会に少しだけ。

sirafuさんは「片想い」というバンドで活動されています。

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もびと子どもたちの活動を「音だけ」でみなさんに聞いていただくことは、多くはなかったように思います。

音を奏で、からだを動かす今に夢中になることを大事にしたいという気持ちが強く、形にすること自体にこだわることは、積極的にはしてこなかったからです。

私が個人的に大事にしているのは、その場でどんなことをするか、子どもももびも、一人一人が「選んでいる」という人のあり方です。それは、何かの出来上がりのために全員で動いていくこととは少し違っていて、「そのままの自分」や、「やりたい」とか「やりたくない」なども含めた人の気持ちにピントを合わせている、ということなんだと思います。
様々な人の「あり方」の中で、自分がどうあるか、改めて考えていく、または反応していくワークショップにしたいなと。なんだか言葉にすると当たり前のことですね。
もびでは、何か起こっていてもいいし、目に見えて起こっていなくてもいい、というのが今までの考えです。

最近は「変身!」にも少し興味があるのですが。
あるいは「なってみる」とか、「気づいた後の自分」は何なのかとか。
人の言葉をお借りすれば、「メタモルフォーゼ」とも関係あるのでしょうか。
これらは、「遊び」から「想像/創造」へと続くこれからの課題として、大事に考えていきたいことです。

sirafuさんは、もびは空間なんじゃないかとおっしゃっていました。
私は、もびは人間関係だという意見に賛成で、だから、どんなふうに場所をずらしても(もちはこんだり、でかけたりしても)、空間が出来上がっていくんだと思っています。

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ところで、音を形に残すことに関して、一つ思い出すことがあります。2008年8月、「つなげラジオプロジェクト」という、日本に暮らすブラジルと朝鮮の子どもたちの交流会に参加した時のことです。こじまラジオさんのご協力のもと、校内で聞けるラジオで、もびと子どもたちの活動の様子を流しました。
中庭でお昼ご飯を食べるとき、初めて会う人と過ごしたほんの少し前の時間が、ラジオにのってかすかに聞こえてくると、ふわりと時間をさかのぼったような、懐かしい気持ちになりました。

録音したものを聞くと、記憶がよみがえってくる、あるいは思ってもみなかった音が見えてくることがあります。音を出すその時点では、自由であったり、のびのびとコミュニーケションしていたりしながら、切り取ることで音楽になったり、時間が層になったり、後で発見もできたりするのが、録音のいいところ。

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一方で、生の音(その場で聞こえてくる音)が対象化されると、人間関係を増していくこともあります。
2007年のこども環境学会で、訪れた子どもたちが遊ぶ託児スペースに、もびが音をつけたことがありました。子どもたちは遊具で遊んだり、音が聞こえてくると(楽器を演奏する人がいると、と表した方がよいのか分からないのですが、たまたまその日は、音が聞こえない、聞こえにくい子どもたちがたくさん集まっていました)楽器にとびついたり、遊びと演奏が入り混じった空間がたち現れて、その場特有の音が、おいしそうな匂いのように、人を導いていました。

これもとても当たり前のこと。

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次の小学校ワークショップ、もびメンバーの中に、「音をつかまえる」ことが視野に入ってきているようです。

とりとめのない日記になってしまいました。
それではまた。
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by mobikki | 2009-10-02 12:28 | にっき